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恵日寺(えにちじ)は、高知県香南市香我美町山北にある真言宗智山派の仏教寺院。本尊は十一面観音。 == 歴史 == 伝承によれば奈良時代の神亀2年(725年)、行基による開創という。平安時代に空海(弘法大師)が来山したとの伝えもあり、境内に空海伝説の釣井や泉が残る。 江戸時代の寛文6年(1666年)に火災により堂宇を焼失。寛政5年(1793年)再建後は七坊を有した。明治初頭の廃仏毀釈により廃寺となり、宝幢院(香南市香我美町岸本)所属の仏堂となったが、昭和17年(1942年)に寺号を復帰した。〔『日本歴史地名大系 高知県の地名』、p.188; 『日本名刹大事典』、p.51〕 ==文化財== ;重要文化財(国指定) *木造十一面観音立像(本尊) - 素木像、一木造り、彫眼、平安時代作 *木造金剛界大日如来坐像 - 檜材、寄木造り、平安時代後期作。2012年3月に盗難に遭うが同年5月に発見された。 *木造胎蔵大日如来坐像 - 檜材、寄木造り、平安時代後期作 ;備考 *四天王寺所蔵の木造毘沙門天立像(国の重要文化財)は、当寺から移されたもの 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恵日寺 (香南市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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